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J医科大学の教育(1)一般教養科目

医学部の1年生は、主に一般教養科目が中心だ。

今のJ医大では、1年に解剖学が始まっている。

当時とは、カリキュラムが異なっているけど、
今から話す内容は、「当時」だと思ってね。
古くてごめんねー。

哲学(哲学概論、医療哲学)
心理学(心理学概論、社会心理学、相談心理学)
文学(日本文学、中国文学、現代文章論)
歴史(思想史)
法学
社会学(地域社会学、国際関係論、時事問題)

この中から、7科目以上の単位を取ることが
義務づけられていたよ。

その他だけど、必修科目に、数学、生物、物理、
化学、英語があって、さらに英語以外の、
ドイツ語かフランス語のどちらかの選択があった。

私はドイツ語にしたよ。
やっぱり、医学部って、ドイツ語のイメージが
あるじゃない?

posted by ゆうき at 03:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | J医科大学の教育

J医科大学のカリキュラム(2)おそるべし、J医大!

1992年当時!
ふるーい大学案内のパンフレットが、なぜか
残っていたよ。
(モノはどんどん捨てるタイプなんだけどなあ)

私たちの時は、一般教養と基礎医学の橋渡し
として、医学情報学、人間生物学、医学概論等、
6科目の基礎医科学がカリキュラムにあった。

1年生の2学期から、医療が組み込まれた
教育と私たちは受けていたらしい。

今は入学してすぐ、医療とは何かを考える
カリキュラムになっている。

当時も斬新だったが、今は更にパワーアップ。
おそるべし、J医大!

医学部に入ったら、すぐに医学の勉強が
したいなあと夢見ている、真面目なキミたち。
J医大は最高だよ。

やっぱりね、こういう工夫されたカリキュラム、
なんて言うかな、目的意識を強くしてくれる、
立派な教育を提供しているからこそ、
国家試験の合格率がいいんだろうなって思うよ。

目指せ、今年も合格100%! 
GO!GO!(別に深い意味はない)

posted by ゆうき at 03:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | J医科大学の教育

J医科大学のカリキュラム(3)学長先生の背中

医学概論は、当時、学長先生が責任者として
毎回出席されていた。

一番前の席に学長先生が、メモをとりながら
座っているわけだから、講義する先生たちも、
緊張しているのが分かったよ。

学長先生の背中を見る学生たちも、姿勢がね、
自然に伸びたな。

医療人間論では、チーム医療、ターミナルケア、
生命の倫理などに関する講義が行われた。
私は個人的にこの講義がとても好きだったよ。

この講義では、一番心に残る医療関係の書籍を、
学生が中心になってみんなの前で講義する、
という形をとっていた。

私は面接の時に力説した、フランクルの
「死と愛」について、熱弁を奮ったよ。
その講義の担当教官は、あの面接の時の
精神科の医師だったのだ。

そう、教授との闘いの時に、横からそっと
救いの手を差し伸べてくれた、優しい先生。

教官の講義を聞く、というスタイルより、
学生が講義をつくりだし、教官がそれを
サポートする、という形はとてもよかったな。

こういうスタイルって、将来、医師になる
自覚をできるだけ早くもたせるうえで、
かなりのインパクトを与えるものだと
期待された講義だったみたい。

posted by ゆうき at 03:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | J医科大学の教育

J医科大学のカリキュラム(4)徒歩5分で大学だ

高校生活、もしくは浪人生活から脱出し、
いきなり親元を離れた場所で、しかも、
全寮制という特殊な大学に放りこまれた私たち。

右も左も分からず、もちろん出会う人に
知った顔もなく、不安なまま、一般教養の
講義が開始された。

入学当時は、新入生歓迎会だの、キャンプだの、
いろんな行事がぎっしり入っていて、
全く落ち着いた生活ができなかったが、
一気にびっちりとした講義が始まる。

浮かれてはいられない。

「起きてる? 8時だよ〜」
朝になると、私たちは、近くの部屋をノック
しあった。

互いに起こしあいをして、朝の8時半頃、
5畳の小さな部屋からムーミンたちと
大学へ向かった。

大学までは徒歩5分。いい環境だ。

8時45分から講義開始。
90分単位の講義が、毎日、4コマあった。
posted by ゆうき at 03:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | J医科大学の教育

J医科大学のカリキュラム(5)君は見た目で学年が分かるか?

暇な時、寮から大学までの銀杏並木道を
遠くから眺めていると、面白いよ。

私服で、4〜5人、集団でちょっと緊張
しながら歩いている幼い顔つきの学生は、
大抵、1年生だよね。

白衣を着てはいても、何となくしっくりこない
顔つきの学生は、前期課程(2〜3年生)の
学生のことが多いね。

白衣のポケットに聴診器を入れ、肩から、
ショルダーバックを下げ、数人で歩いている
学生は、臨床実習が始まった学年だ。

そして、医師なのかどうか、名札の色を
見ないと分からないくらいに雰囲気の
できあがった学生は、もう高学年。

学生の病棟実習は、責任はないし、お客さまの
ような扱いだったけど、卒後、臨床医になることを
予定されているJ医大の場合は、ほとんど、
研修医のような生活を送っていたよ。

他大学から来た1年目の研修医よりも、
学生の方が採血が上手だから、学生が研修医に
教える逆転現象もあったみたい。

私たちは基礎医学の実習などでも互いに
採血をしあうことが多かったんだ。

すでに病棟に出る頃には、採血には慣れていた。

私はとっても血管が出にくいから、実習で
一緒になることが多かったムーミンを
泣かせていたなあ。
(互いに採り合いをするからね)

今も採血してよ、と看護師に言うと、
「え〜〜、先生のはやだ〜」と逃げられる。

posted by ゆうき at 03:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | J医科大学の教育

J医科大学のカリキュラム(6)医学教育ってほんとに大事

そんな病棟での実習が終わると、今度は
莫大な数の卒業試験に追い立てられる。

今考えると、よくあの試験をくぐり抜け
られたもんだ。みんな、偉いよね。

学問の量の多さはさることながら、精神的な
プレッシャーの方がきつかったな。

顔は老けているのに、私服で青白い顔をして
せかせか早足で歩いているのは、卒業試験
真っ最中の6年生なのだ。

学年ごとに徐々に雰囲気ができあがってくる
学生を見ていると、とても面白い。

学生時代の責任のない、気楽な状態から、
次第に人の命を扱う聖職につきつつある、
しっかりした顔つきに変わっていくのは、
本当に不思議だ。

いくつもの実習、いくつもの試験、
病棟実習での経験、臨床医学の講義などを
こなしていくうちに、少しずつ少しずつ、
気付かないうちに、内面が変化してくるのだろう。

医学教育って、
ただ知識を詰め込むだけじゃないんだよ。

学生の意識の向上、医師であることの自覚を、
本人たちが気が付かないうちに促す役割も
持ち合わせているんだと思うよ。

J医大はね、そういう意味でもすごいよ。
母校が好きじゃなきゃ、
こんなこと、書けないよねー。

ま、ウサギほど好きじゃないけどさ。
それなりに、J医大は、
そういう意味ですごかったよ。
(どういう意味だ?)

posted by ゆうき at 03:32 | Comment(2) | TrackBack(0) | J医科大学の教育
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