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ドイツ語の花梨先生2(1)花梨先生は希望の光

花梨先生も若い頃、精神的に追い詰められたり、
苦労した時期が続いたと聞いたことがあった。

だから哲学にも造詣が深く、学生相手に
哲学のゼミも開いていた。

すでに大人になった先生の姿を見て、誰も彼の
過去を想像することはできなかったけど、
あらゆる苦難を通り越してきた人特有の、独特の
光があったのは確かだったな。

それは周囲を威嚇するものではなく、
包み込むような穏やかなものだ。
苦労を通り越すと、人はこんな雰囲気になるのかな。

でもどことなくその穏やかな優しさの中に、
なんとも言えない悲しみみたいなものが
あったような気がした。

いずれにせよ、そんな印象のある先生だったのだ。
深い人だな〜といつも思っていた。
posted by ゆうき at 02:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | ドイツ語の花梨先生2

ドイツ語の花梨先生2(2)ウサギから学ぶ

あの頃、私は20歳を過ぎたあたりだな。
医学部という場所には、(表面的には)
尊敬できる人は大勢いたよ。

人は、口ではいくらでもいいこと言えるんだ。
でもね、本当に心の底からそう思っているのか
どうかは、その人の日常をずっと見ていないと
なかなか分からないよね。

その人の本質って、日常のちょっとした場面で、
顔を出してくると思うんだ。

あの時私は、興味あるいくつものゼミに顔を出し、
師となる先生を探すことに時間を費やしていたな。

指針が欲しくてたまらなかったからなんだよね。
だからいつも、批評家のような目で、冷静に周囲を
見る癖があったんだ。

この人は駄目かな〜って思ったら、心の中で
その人を切り捨ててしまったことも多いな。
(反省)

「君はね、自分の役に立たないと思ったら、
人を切り捨ててしまう癖があるね」

面と向かって心理学の先生にそう言われた
ことがあったなあ。
事実だから、否定できなかった。

今思えば学生の頃は、本当に許せないことが
多かったんだな。

ウサギを最初に飼いだした時も苦労したな。
動物はこっちが思うように生きてくれないから、
ペースが合わないと辛くなっちゃう。

でも、動物は人間の心を映し出す鏡なんだよ。
とても純粋だからね。

動物に接していて、辛いなって思う時は、
それは人間に改善すべき点がある時なんだろうと
今は思うよ。

人間も動物も寄り添わなければ、うまくいかない。
それが分かるようになって、ウサギとの
関係がものすごくよくなったんだ。

ウサギに教えてもらうことは多かったな。
(感謝しているよ、ウサギたち)
posted by ゆうき at 02:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | ドイツ語の花梨先生2

ドイツ語の花梨先生2(3)学生の観察力

当時、どんな人が許せなかったのかな。
大人なのに、人格的に未熟な人かな。

あとね、講義や公の席で立派なことを
言っているのに、実際の臨床の場で感情的に
患者さんを怒ったりしている医師も
見ていてとーっても嫌だったな。
感情的な医者って、見ているのが辛いよね。

事なかれ主義の先生もいたな。

学生って、見ていないようでいて、しっかり
教官を観察しているよね。
で、あっという間に学生の間で噂が広まっちゃう。
先生たち、気をつけないと、見られているよ。

宴会の席で、酔ったついでに女子学生にセクハラ
する先生もいるだろうけど、あれはダメだよ。

医師としての姿で教育しているんなら尚更だ。
学生にはプライベートな顔を、見せない方が、
教育上はいいと思うよ。
何かね、とってもがっかりしちゃうから。
posted by ゆうき at 02:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | ドイツ語の花梨先生2

ドイツ語の花梨先生2(4)みんな一生懸命だ!

でもね、許せないよなーっていう視点が
医師になってからも続くと、これは大変だ。
だって、許せないことばっかりあるから。

真面目で、しかも完全を求めている人には、
臨床現場は、耐えられないかもしれないよ。

完全求めるから、人に期待しすぎちゃって、
失望して、また期待して失望して、の
繰り返しになっちゃう。
するといつの間にか、心がすり減っちゃう。

時にはあきらめることも必要だし、
まあ仕方がないよな、人間、こういうことも
あるよな、って思わないとやっていけないよ。

人間なんだから、誰もが欠点はあるよ。
自分もまた発展途上の人間で、相手もまだまだ。

でもみんな、そんな与えられた場で、一生懸命
生きているんだ!
うちのウサギもそれはそれは一生懸命生きているよ!
外の世界をあまり知らず、彼らの世界は小さいのに、
それでも朗らかに毎日、機嫌よく生きているよ。

これって、すごいことだよ。感動しちゃうよ。
人間だったら、なおさらだ。

完璧求めすぎても疲れるし、
手を抜きすぎても追いつめられる。
真ん中が一番だよ。
思いつめない程度の気楽さは大事だ。

何度も言うけど、人間は変わることができる。
自分が変われば、環境もよくなっていく。
そうすると、自然に自分の周りに、尊敬すべき
人たちがどんどん集まり始めるんだ。
これが法則だ!

posted by ゆうき at 02:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | ドイツ語の花梨先生2
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