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J医科大学、初めての試験(1)数学の授業を理解できるか?

入学していくつもの行事が終わり、日々の生活の
中心は、午前中の講義と午後の実習になってきた。

午後の実習は当然、全員参加。
不参加は認められない。
実習に出なかった場合、その科目の単位は
もらえないほど厳しいよ。

医学部といっても、最初は医学とはほとんど
関係のない学問、一般教養科目が多いけど、
高校時代と同じような科目でありながら、難易度は
やはり大学、ウルトラC。

特に数学なんか、さっぱり分からず、ギリシャ語を
聞いているような講義だったよ。
ほんとに、さっぱり分かんない。
もともと理系の頭ではない私は、黒板に並ぶ
数字は、見たことのない言語のようだった。
ノートに書き写すだけでも、大変。

どうやって試験を受け、どうやってパスするのか、
すれ違う人ごとに、聞いてまわりたい心境に陥った
posted by ゆうき at 12:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | J医科大学、初めての試験

J医科大学、初めての試験(2)無責任なアドバイス

最初の試験は、受験以上にものすごーく不安だったが、
先輩たちは、みーんな口をそろえてこう言った。

「過去問があるんだよ」
「誰かが過去問分析して、まとめてくれるんだ」
「全然、楽勝」
「なんとかなるって」
「大丈夫、大丈夫!」

人間は、過去のことは、忘れる生き物だ。
楽勝で試験に通った僕は優秀なんだよー、
って誇示したいから(無意識ね)、
先輩たちはだいたい、かるーくそう言う。

ウソつけ、と毒づいたけど、毒づいても、
試験は迫って来る。
やっぱり誰かにアドバイスを求めるしかない。

解剖学に集中して、後輩の面倒なんかみる
余裕のなさそうな2年生をつかまえては、
どうすればいいのか聞いていた。
posted by ゆうき at 12:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | J医科大学、初めての試験

J医科大学、初めての試験(3)試験前の情報

手もとに届いたのは過去問のファイルや、
誰かが分析し、綿密に作られたマニュアルだ。
そういうものが、同じ県の先輩から引き継がれる。

1年上の先輩がつくったマニュアルなら、なんとなく
信頼できそうだが、マニュアル作成者の名前を見ると、
5年も6年も上の先輩のだったりもする。

しかも、あまり優秀じゃない先輩の名前なんかだと、
更にあやしいよ。
学年をちゃんと確認してね。

こういう情報は、同級生同士互いに共有するから、
自分の手もとに届く頃には、うーん、
コピーのコピーのコピーなんかで、文字がかすれて
分かんない。
非常にあやしげな情報で、心もとない。

試験前には、学生寮の食堂にあるコピー機が
フル回転。
これがまたよく故障した。

叩いたり、蹴ったり無茶な使い方をする人も
多く、思わず、コピー機に同情。
でも、コピー機の胴体を足蹴りすると、なぜか
元に戻るんだよね。不思議。
昔のテレビみたいだね。

今は、メールで情報のやり取りがあるんだろうな。
posted by ゆうき at 12:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | J医科大学、初めての試験

J医科大学、初めての試験(4)繰り返される一夜漬け

手に入った情報を、一夜漬けで、丸暗記するのだ。
そう、文字どおり、丸暗記。

一夜漬けじゃない人もいるけど、私は数日前から
勉強しても、どうも憶えられないタイプ。
こういうのはぎりぎりまでねばって、憶えて、
一気に答案用紙に吐き出すのがよろしい。
(いいかげん)

私はいつも、ほとんど徹夜で試験に臨んだよ。
夜の2時なんかまだ楽勝だ。
あと6時間もある。
みんなもまだ起きてる。

朝の5時頃になると、外が明るくなり始めて
ちょっと焦ってくる。
あと3時間。

そんな感じでほとんど徹夜で試験を受けていた。

なんてったって、医師国家試験も徹夜した状態で
受験したからな。
公衆衛生が全く手付かずのままだったんだ。

試験会場の近くのホテルにチェックインしてから
公衆衛生の本を開いたから、
試験当日の朝には、もう、涙目だったよ。
思い出すのも辛い日々。
posted by ゆうき at 12:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | J医科大学、初めての試験

J医科大学、初めての試験(5)医学部は試験続き

大学に入学して初めての試験は、誰もが緊張するよね。
だって、周りの人がものすごく優秀に見えるしね。

先輩たちは進級してしまえば、過去のことなど
好き勝手に話す。
さんざん脅かされ緊張しながら、最初の試験に臨んだ。

当時は、一般教養科目の試験も、きついなーと
思ったけど、その後の卒業試験を始めとする
臨床医学の試験に比べれば、楽勝だったんだな、
やっぱり。

学年が上がるにつれて、試験を通す、ということが
非常に困難になってくるような感じがしたよ。

しかし私は、最初の試験から、北口デビュー
してしまったのだ。
詳細は次の次くらいのエッセイで!
(注1 北口デビュー:試験に落ちること)
(注2 今はそう言わないらしい)

ウサギっていいな。
試験がないから。

posted by ゆうき at 12:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | J医科大学、初めての試験
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